52号線の必要性を考える学習交流会に100名

52号線の必要性を考える学習交流会に100名

千歳台 祖師谷 成城の閑静な住宅街が壊れる!

52号線未着手区間(環八~成城間 計画延長2㎞ 幅員20㍍)は見直しを

都市計画道路補助52号線未着手区間(環八~成城)の計画が動き出す中、2月11日「52号線の必要性を考える学習交流会」が環八以西の地権者・住民の有志の会主催により祖師谷区民集会所で開催されました。会場満杯の参加者で、道路計画に真剣に向き合う大変盛況な会合(写真)となりました。

会合は祖師谷1丁目の川手俊彦様、千歳台の隅田恭子様の司会により、開会が告げられ、議事が確認され進められました。

会合の冒頭に祖師谷1丁目の平尾正信様が開会の挨拶。学習会開催に至る取り組みの経過(裏面に経過)について述べられ、「今日皆さんと学び交流して道路計画に対する住民運動のスタートになるように」と呼びかけられました。

 講演「52号線の必要性を考える」

次いでメイン企画の講演、長谷川茂雄さん(道路全国連絡会幹事)はレジュメに沿ってパワーポイント(データ後日配布)を使い都市計画道路の問題点について詳細に話されました。道路はどのように決められるか、多くが73年前決定で、その決定時の原図が存在しないなど法的な疑義を指摘。現在国は都市計画道路の見直しに言及していること、この52号線も人口と車減少社会に必要なのかと問いかけ、大災害時の延焼防止には初期消火体制拡充など必要で、道路による遮断帯は限定的であり、風向きによっては全く役立たないと強調。また区が進める環八以西の街づくり計画にも、52号線は全く位置付けられておらず、必要性がないこと。いまやるべきことは、沿線住民とともに建設反対の声を上げることが大事であること、などを詳細に語られました。

長谷川さんは講演の最後に、東京都は3月末方針決定が大幅に遅れている最近の情勢に触れて、「先手必勝の見地で攻勢的に運動を広げよう」と講演を結ばれました。

講演後の質疑では「運動が成功裏に行っている例はないか」「関係機関に住民の意見をどのように届けたらよいか」「道路ネットワーク検証で必要性が確認されているデータを住民が見られるのか」などの質問がだされ、講師は丁寧に応えました。

 緊急に署名行動の提案

続いて地権者・住民有志の会責任者の千歳台1丁目の今井均様からは、年末に52号線の環八以東の会から情報提供を受けて事態の進行状況や緊急性を知り、都の所管から聞き取りし、東京都知事に要請書を提出した事を報告。計画は進行しており、緊急の要請署名を提案するに至った趣旨を報告されました。

交流では3名が発言され、祖師谷1丁目の男性の方は都のヒヤリングで「計画の目的、計画によるリスク、住民への説明」など質問したがまともな回答はなかったと発言。

千歳台1丁目の男性の方は「延焼遮断に必要と言ってるが、政府の閣議決定では初期消火体制充実により延焼は大半防げると報告している」「この地域は延焼遮断は小田急線高架化で足りている」つまり延焼防止に必要なのは消防体制であり、道路ではないと自らの体験含めて発言されました。千歳台の女性の方は「住民が声を上げ、計画をやめさせよう。火災で大変といっているが、東京災害危険度マップでもこの地域だけが危ないとはなっていない。20㍍道路つくる大義はない」と怒りの発言がありました。

会の最後に、祖師谷1丁目の大塚光夫様より「沿線住民が連携して頑張ろう」と閉会の辞があり、今後の行動を確認して閉会しました。

なお集会では来賓の里吉ゆみ都議会議員、江口じゅん子区議議員が紹介されました。

また会場で資料代等や寄付金など合計34000円が寄せられました。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。

参加者から「祖師谷の真ん中に20㍍道路が建設されると大型車の侵入などで環境破壊は進み、ウルトラマン商店街も町も分断される街壊しです」との感想文が寄せられました。

集会後の地権者などの会合には30名参加。全員世話人に確認されました。また、東京都に署名を3月都議会中に提出するために第一次集約日を3月3日(日)午前10時祖師谷まちづくりセンターに持ち寄ることが確認されました。